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白魔女の館

専業主婦万歳2

専業主婦への道のり2

 私の父がなくなったり、家を買ったり、母が入院したりばたばたが続き念願の庭を手に入れて新世紀を迎えた。

 アパートにいたころは良くパンをつくったりお菓子を焼いたりしていたが、新しい家に移ったら方角のせいなのか、主に庭にいる人になってしまい、必要最低限の料理しかしなくなっていた。

 庭が楽しくて楽しくていつもカタログを眺め子供にお花と子供どっちが大事?ナドと詰め寄られたりしたが、スペース的に余裕が出来たので、子供をたたくこともなくなり本当に楽になった。

 動物でも狭いケージに詰め込むと殺しあったりするようだが、人間にもこの法則はあてはまると思う。逃げる場所があるということが誰にとっても幸せなことだと思う。お互いに姿が見えなくなるということも必要なことに違い無い。

 子供はどうにかこうにかそだち、学校や幼稚園に行くようになるとやっと心にゆとりが出来てきた。
 
 上の子から数えると10年近く毎日うんちを拭いた。一回一回は小さなストレスでも毎日毎日だとこたえるものだ。あ~もう人のうんちは拭きたくないです。

 家計のやりくりもだんだんと上達して来た。始めの頃は何故か月末になるとお財布がからっぽになってしまい夫に泣きついて三千円ちょうだいナドといってみたり、生協の引き落としが出来なくて夫に恥ずかしいから気をつけてね。なんて怒られたり、いろいろとして来た。しかし、最近は赤字も解消し何とか少しずつ口座にお金が増えるようになって来たので、とってもうれしい。

 こういうことも主婦を心からエンジョイできるかどうかのポイントかもしれない。やはりやりくりがあまりにも厳しいと、パートに出ようか?ナドと心に迷いが出てしまう。

 しかし私は、昔何かで読んだ仏陀の言葉で自分を戒めている。
『入るものを増やすのではなくて、出るものを減らせば良い。』
まったくそのとおりだとおもう。消費が少ない生活は経済には悪いのかもしれないが、エコロジーだし地球環境にもいい。お金を使わずに頭を使って楽しい生活を心がけてゆきたい。


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